●毎週木曜日、場所:工学部総合校舎4階 406講義室
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Study on CDMA Systems with Primitive Root Codes |
Study on the high-precision Monte-Carlo computation using random number with nonuniform density |
Robustness of interdependent networks with degree-correlated inter-connections |
スケールフリーネットワークにおける世論形成モデル大塚啓司郎 (B4)摘要先行研究における世論形成モデルのアルゴリズムを紹介した後, 新しく提案する世論形成モデルのアルゴリズムを紹介する. 最後に両モデルにおける結果のばらつきの違いについて述べる. (2014.2/6) |
離散フーリエ変換検定法とその改良についての研究岡田大樹 (B4)摘要擬似乱数検定ツールNIST SP 800-22の問題点についての考察と, DFT検定を基に考案したカオス性を検定する新たな擬似乱数検定法について述べる. (2014.2/6) |
嗅覚系モデルにみられる神経集団システムの研究長谷川史晃 (B4)摘要本研究では, 嗅覚系モデルにみられるような神経集団システムの回路網の力学系の性質について考察した. 嗅覚系モデルなどのように神経細胞をモデルとして考えたときに, その力学系の性質としてカオスがみられることが知られている. 系の力学系の性質として, 平衡状態, 振動状態, カオス状態が考えられるが, 本研究では, 平衡状態, 振動状態までを考察した. (2014.2/6) |
Study on CDMA Systems with Primitive Root Codes |
Study on the high-precision Monte-Carlo computation using random number with nonuniform density |
Robustness of interdependent networks with degree-correlated inter-connections |
複雑ネットワークにおける世論形成モデル大塚啓司郎 (B4)摘要様々なネットワークにおける世論形成モデルの先行研究について引用文献からNCOモデルを紹介する. またこのモデルを改良したモデルについて, その手順と実装上の注意点, 計算結果を紹介する. 最後に今後の課題と展望を述べる. (2014.1/9) |
チェビシェフ写像により得られるカオスな乱数の生成法とその検定岡田大樹 (B4)摘要・カオスを生成することで有名な写像にロジスティック写像があり, このようなカオス写像を用いて乱数を生成する試みは多くの研究者に取り組まれてきた. このロジスティック写像と似た写像にチェビシェフ写像があり, この写像をもとにする乱数の生成法について考察し, またその乱数の検定法を考案したい. (2014.1/9) |
神経細胞の数理モデル長谷川史晃 (B4)摘要神経回路網の動作の特徴をつかむために, なるべく単純化した神経細胞の数理モデルを考える. (2014.1/9) |
複雑ネットワークにおける世論形成モデル大塚啓司郎 (B4)摘要様々なネットワークにおける世論形成モデルの先行研究について引用文献からNCOモデル, ICOモデル, 2層構造ネットワークモデルを紹介する. さらに今後各モデルをどのように改良していくかついて述べる. 最後に今後の展望を述べる. (2013.12/12) |
NIST SP 800-22のDFT検定と考案するDFT検定の新たなアルゴリズムについて岡田大樹 (B4)摘要・乱数が新の乱数であるかどうか判定する, 複合の検定法をまとめた検定ツールがあるが, その著名な検定ツールに米国商務省標準技術局が公開しているNIST Special Publication 800-22がある. そのツールの評価法の1つである離散フーリエ変換検定法の抱える問題点について考察しまとめた. (2013.12/12) |
Dynamic Model of the Olfactory system長谷川史晃 (B4)摘要W.J.Freemanの行ったシミュレーションのモデルと最近進められている研究について紹介する. (2013.12/12) |
信号の干渉雑音と誤り率の理論的解析有井伴樹 (M2)摘要原始根符号を用いた, 雑音なし同期CDMA通信を考える. (2013.12/5) |
モンテカルロ法における絶対的誤差と相対的誤差の決定要因について入江哲史 (M2)摘要3タイプのモンテカルロ法(非一様乱数タイプと一様乱数×密度関数タイプ, 非一様乱数×密度関数タイプ)における収束性能の絶対誤差と相対誤差についてお話しします. (2013.12/5) |
Catastrophic cascade of failures in interdependent networks久世友博 (M2)摘要現在の社会では, ネットワークはそれ単体で存在するのではなく, 他のネットワークとも密接に関係している. そこで単一のネットワークではなく複数のネットワークが互いに影響し合う状況下で, ノードの消失の影響はどのように広がるのか. (2013.12/5) 参考文献 |
NIST SP 800-22のDFT検定法と周期性に関する他の検定法について岡田大樹 (B4)摘要
(2013.11/28) |
複雑ネットワークにおける世論形成モデル大塚啓司郎 (B4)摘要
(2013.11/28) |
脳とニオイに関するカオス長谷川史晃 (B4)摘要
(2013.11/28) |
m-仲上フェージングモデルを適用したカオスCDMA通信システムの性能評価猶原僚也 (M1)摘要
(2013.11/14) |
負の自己相関を持つカオス的ダイナミクスに関する考察長崎大都 (M1)摘要
(2013.11/14) |
べき則を持つ乱数を用いたモンテカルロ計算について李佳 (M1)摘要
(2013.11/14) |
Froeschle写像とWeibull分布の関係とfour-dimensional 写像の紹介大久保健一 (M1)摘要
(2013.11/7) 参考文献 |
原子時系発生システムの高精度化亀山慎吾 (M1)摘要
(2013.11/7) 参考文献 |
動的ネットワークに対する経路設計と修復アルゴリズム清水智広 (M1)摘要
(2013.11/7) 参考文献 |
Safe prime を用いた原始根符号による信号の拡散と復元有井伴樹 (M2)摘要
(2013.10/31) |
モンテカルロ法での楕円関数使用による性能変化の評価方法について入江哲史 (M2)摘要これまでは三角関数の写像(非一様準乱数)を使用したモンテカルロ計算の評価を行っていましたが、今回は包括的な楕円関数の写像(非一様準乱数)を使用した場合の性能の評価をどのようにするべきかについて説明します。 (2013.10/31) 参考文献 |
Catastrophic cascade of failures in interdependent networks久世友博 (M2)摘要
(2013.10/31) 参考文献 |
Geographical risk assessment based on socio-economic-environmental data: Japanese physical exposures佐藤彰洋 (助教)摘要
(2013.10/24) |
An introduction to pattern formations in 2D fluids小川駿 (研究員)摘要2次元流体におけるパターンは, 地球表面の大気の流れ, 海流, 木星の大赤斑など, 自然界の様々なところで見られる[1, 2]. (2013.10/24) 参考文献 |
カオス公開鍵暗号系について梅野健 (教授)摘要
(2013.10/17) 参考文献 |
確率共鳴 ー揺らぎの効能ー五十嵐顕人 (准教授)摘要
(2013.10/17) |
Froeschle写像を用いたハミルトン系カオスの解析とアーノルド拡散に対する現象論的アプローチ大久保健一(M1)摘要
(2013.7/25) 参考文献 |
動的ネットワークモデルに関する経路設計問題と応用清水智広(M1)摘要
(2013.7/25) 参考文献 |
フェージング環境下におけるカオス通信システムの性能評価:LSFの適用猶原僚也(M1)摘要
(2013.7/25) 参考文献 |
負の自己相関を持つカオス的ダイナミクスを適用した最適化アルゴリズムの性能評価長崎大都(M1)摘要
(2013.7/25) 参考文献 |
非一様乱数を使ったモンテカルロ法について李佳(M1)摘要
(2013.7/25) 参考文献 |
一方向回転性をもつ剛体の数値シミュレーション森山慧(M3)摘要
(2013.7/11) 参考文献 |
非一様乱数を用いたモンテカルロ計算の性能とその評価法について入江哲史(M2)摘要
(2013.7/11) 参考文献 |
Catastrophic cascade of failures in interdependent networks久世友博(M2)摘要現在の社会では、ネットワークはそれ単体で存在するのではなく、他のネットワークとも密接に関係している。そこで単一のネットワークではなく複数のネットワークが互いに影響し合う状況下で、ノードの消失の影響はどのように広がるのか。 (2013.7/11) 参考文献 |
カオス暗号五十嵐顕人 准教授摘要
(2013.7/4) |
Recursive segmentation procedure based on Akaike information criterion test佐藤彰洋 助教Abstract
(2013.7/4) |
長距離相互作用系の非平衡統計力学小川駿(D3)摘要
(2013.7/4) 参考文献 |
コミュニケーションの基本原理探求から誕生する新しいサイエンスの可能性梅野健 教授摘要
(2013.6/20) |
スマートなネットワークを目指して長谷川 晃朗((株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)適応コミュニケーション研究所 スマートネットワーク研究室長)摘要
(2013.6/6) |
金融機関の市場リスク管理とVaR・ESを通じたリスク計量磯貝 孝(日本銀行金融機構局 金融高度化センター・企画役)摘要
(2013.6/6) |
一方向回転性をもつ剛体の安定性解析森山 慧(M3)摘要
(2013.5/30) 参考文献 |
情報処理とエントロピー生成岩崎 淳(力学系理論分野 M2)摘要
(2013.5/30) 参考文献 |
実数値カオス拡散符号を用いたCDMA通信方式高橋 亮(京都大学大学院 工学研究科 電気工学専攻 先端電気システム論講座 特定助教(産官学連携))摘要
(2013.5/30) 参考文献 |
卒業論文とモンテカルロ法紹介李 佳(M1)摘要まず、私の卒業論文「恒泰长财证券有限责任公司网站建设方案及实施策略研究」を紹介します。この論文に筆者が恒泰長財証券有限責任会社のサイトに着手して、サイトの構造、サイトの機能、サイトの内容、webページデザイン、アクセス状況のいくつかの方面を分析するのは、サイトの現在の建設が不足を捜し出すためです。また、建設案を提出します。 (2013.5/23) 参考文献 |
原子時系発生システムの安定化と高精度化亀山 慎吾(研究生)摘要原子時系とは原子時計に基づいて刻まれる時刻である。天文観測から得られる時系に代わり、世界の標準時として使われるようになった。 (2013.5/23) 参考文献 |
Froeschlé 写像を用いたハミルトン系カオスの解析大久保 健一(M1)摘要Froeschlé写像によるArnold web の可視化を通じてハミルトン系カオスの数値解析を行った。まずはじめにFroeschlé写像を用いたFLIダイアグラムを紹介する。FLIダイアグ ラムによって初期点がカオス領域かKAMトーラスか共鳴トーラスに属するか判断できる。このことからArnold 拡散とChirikov拡散の数値解析が可能になった。次にChirikoc拡散とArnold拡散のゆらぎ数値解析に加えてArnold拡散では大域的拡散と局所的拡散では拡散の種類が異なっていることを示す。さらにChirikov拡散とArnold拡散の距離に関する分布関数を評価した。 (2013.5/16) 参考文献 |
最短路問題に対するALTアルゴリズムの高速化清水 智広(M1)摘要最短路問題(Shortest Path problem, SP)とは、グラフ理論において古くから考えられている問題で、始点から終点までの移動時間が最短となるパスとその移動時間を求める問題である。現在、この問題に対して様々なアルゴリズムが提案されており、その中でも有名なものとしてDijkstra法が挙げられるが、近年ランドマークによる前処理を用いたものとしてALTアルゴリズムが提唱された。 (2013.5/16) 参考文献 |
パワー一定カオス拡散符号を用いたCDMA通信の性能評価:ルベーグスペクトラムフィルタの適用猶原 僚也(M1)摘要まず初めにCDMA通信モデルの概要について解説する。 (2013.5/16) 参考文献 |
カオス理論に基づく最適化アルゴリズムについて長崎 大都(M1)摘要今回は、3月の学会発表の内容をベースに、今までしてきた研究結果を網羅した発表を行う。 (2013.5/16) 参考文献 |
確率共鳴に関する研究のまとめと今後の神経科学に関する研究予定有井 伴樹(M2)摘要
(2013.5/9) 参考文献 |
新たなモンテカルロ法 ―イントロダクション―入江 哲史(M2)摘要
(2013.5/9) 参考文献 |
Catastrophic cascade of failures in interdependent networks久世 友博(M2)摘要現在の社会では、ネットワークはそれ単体で存在するのではなく、他のネットワークとも密接に関係している。そこで単一のネットワークではなく複数のネットワークが互いに影響し合う状況下で、ノードの消失の影響はどのように広がるのか。そのモデルを解説します。 (2013.5/9) 参考文献 |
Econoinformatics meets Data-Centric Social SciencesAki-Hiro SatoAbstractOur society has been computerised and globalised due to emergence and spread of information and communication technology (ICT). This enables us to investigate our own socio-economic systems based on large amounts of data on human activities. In this article, methods of treating complexity arising from a vast amount of data, and linking data from different sources, are discussed. Furthermore, several examples are given of studies into the applications of econoinformatics for the Japanese stock exchange, foreign exchange markets, domestic hotel booking data and international flight booking data are shown. It is the main message that spatio-temporal information is a key element to synthesise data from different data sources. (2013.4/25) |
過去の研究会
2012年度(平成24年度)研究会
発表日 | 発表者 | タイトル |
2012年6月28日 | 勝本道哲氏 | 音響研究からみた理論研究と自然科学への探求(*枠外に詳細記載) |
2012年6月21日 | 佐藤 彰洋 | WCCI2012報告+Japanese International Air travels |
2012年6月14日 | 岩田 真聡 | パワー一定複素カオス拡散符号を用いたCDMA通信と電力網への応用 |
2012年6月7日 | 吉村 玄太 | 誤り訂正符号の基礎とLDPC符号の構成法・復号法 |
2012年5月24日 | 家治川 博 | Googleの検索履歴を用いた外国為替市場のボラティリティ予測 |
2012年5月17日 | 守田 悠三 | 音響研究からみた理論研究と自然科学への探求 |
2012年5月10日 | 佐藤 彰洋 | 金融資産のリスク変動計量:日本株式価格の実証分析 |
2012年4月26日 | 五十嵐 顕人 | 複雑ネットワークでの情報通信における経路制御について |
2012年4月19日 | 梅野 健 | 可解カオス、応用カオスと統計物理 |
音響研究からみた理論研究と自然科学への探求(*)
日時:2012年6月28日(木) 15:00~17:00
場所:京都大学工学部総合研究8号館1階講義室1(吉田キャンパス)
講師:勝本道哲(株式会社勝本総合研究所代表取締役社長)
概要:放射指向性音響の研究は始まったばかりであり、これまでの波動理論では説明のつかない現象が起こっている。そこで、現象を観察することにより、その現象を説明する研究を開始した。そこでは、研究の基本とはなにか、と考察した際に自然科学の重要性を実感してきたので、本講演では、音響研究からみた理論研究と自然科学への探求に関して講演する。
「非線形・統計力学とその周辺」セミナー
日時:2012年7月19日(木) 13:00〜14:30
場所:京都大学工学部総合研究8号館1階講義室1(吉田キャンパス)
講演者: 大久保 潤(京都大学 情報学研究科 システム科学専攻)
講演題目: 計数統計で「モノ」の数理と「コト」の数理をつなぐ
講演要旨:ある種の確率過程では状態の変化、すなわち「モノ」について記述するために、マスター方程式が使われる。ここでは、その確率過程において特定の遷移が生じた回数、すなわち「コト」についての記述を考えたい。計数統計は「モノ」に対する記述と「コト」に対する記述をつなぐための方法であり、また揺らぎの計算もできるなど、非平衡系の研究に役立つ枠組みでもあ
る。さらに、この枠組みを周期摂動下の問題に用いると、幾何学的位相と呼ばれる数理的な枠組みとの接点も出てくる。本セミナーでは計数統計の基本と、関連するいくつかの話題について紹介したい。
http://f3.acs.i.kyoto-u.ac.jp/NL/