長崎 大都 (ながさき たいと)

修士課程2回生

photo_nagasaki.jpg〈研究テーマ〉カオス最適化について

最適化問題を解くアルゴリズムに、カオス理論の要素を取り入れることにより、アルゴリズムの性能向上及びその応用について研究しています。最適化問題とは、経済、金融、生物、ロジスティクス...社会に存在する様々な問題の最適な解を見つける問題ですが、社会的な問題が大規模になるにつれて正しい最適解を求めるのが難しくなっており、最適化アルゴリズムの性能向上が必要である、という背景があります。現在、PSOやGAといったアルゴリズムにカオスの要素を取り入れ、アルゴリズムの性能が向上したという結果が出ております。

メール:nagasaki.taito.66r[at]st.kyoto-u.ac.jp (*[at]→@に変えて送信してください)

〈研究発表〉

2013年 9月11日(水)  日本応用数理学会2013年度年会(アクロス福岡)
長崎大都, ○梅野健『ルベーグスペクトラムフィルタによる粒子群最適化法のダイナミクスの解析について』
http://jsiam2013.kyushu-u.ac.jp/

2013年 3月15日(金) 電子情報通信学会 非線形問題研究会(NLP)(千葉大学)
○長崎大都,梅野健『カオス乱数とルベーグスペクトラムフィルタに基づく粒子群最適化法の性能評価』
http://www.ieice.org/ken/paper/20130315mBCy/